今日は久々にジムに行って背中のトレーニングをした。しかし、途中で違和感に気がづいたのだ。
「あれ?こんなに重かったっけ?」
いつもはアップで軽々と上げてしまう重量が重い。なぜだ。こんなの軽々と持ち上げていただろ俺。
上がる!!
自分に言い聞かせた、、、、ダメだ。やっぱり上がらない。
そこで俺はある大きな過ちを犯してしまったことに気がついた。
大切な親友を裏切ってしまったのだ。いや、もはや家族と言っても過言ではない存在である。そんな存在を裏切ってしまった。
筋肉だ。
かれこれ2〜3ヶ月は筋トレをサボっていた。バイトに明け暮れる生活をしていたからである。
「バイトで疲れた」「次の日も朝早いから」を言い訳に俺はサボりにサボっていた。
筋肉よ、すまん。
そんだけ期間が開いた上に最近はタバコ三昧。そりゃあ序盤でバテるわ。今まで鍛えに鍛えてきた筋肉、体力、根性。それら全てが俺の元から消え去ってしまったのだ。
最初は筋肉に裏切られたと思ったよ。
「筋肉は裏切らない」
この言葉を聞いた時は筋肉ってなんて素晴らしいんだと思ったよ。だが俺は裏切られた。たった3ヶ月でいなくなってしまったのだ。
しかし、筋肉を裏切ったのは俺の方だった。今まではほぼ毎日のように一緒に遊んで、鍛えて、愛していたのにも関わらず、今となっては見向きもせず暴飲暴食暴吸。酒に飯にタバコ。最悪の生活だ。浮気しまくり。こんなんよく考えなくてもわかるさ。どっちが先に裏切ったかなんて。筋肉よ。本当にすまなかった。
自責の念に駆られた俺は重量は落としたものの今まで通りのセット数でちゃんと最後まで筋トレやりきった。
悔しい、、、ただひたすら悔しい。
今まで軽々と上がっていた重量が上がらなかったこと?
いや違う。
大切な存在である筋肉を自ら軽い気持ちで裏切ってしまったことである。
もうこんな過ちは二度と犯すまいと固く心に誓った。
筋肉よ。愛してる。これからも一緒に人生を歩んでいこうな。
カタボル(筋肉に栄養がいかなくて減ってしまうこと)前に早いとこプロテイン飲んで寝よう。おやすみ。エブリデイマッスル

↑見よ!筋肉を裏切った男のだらしない背中だ!