アウトドア大好き大学生の日々のつぶやき
大優勝ふもとっぱらソロキャンプ その4
大優勝ふもとっぱらソロキャンプ その4

大優勝ふもとっぱらソロキャンプ その4

チュンチュンチュン。鳥のさえずりと秋の心地よい風と共に起床、、、と言いたいところだが定時に鳴るアラームによって起床。けたたましい(体感)音量のアラームで飛び起きここがキャンプ場だということに気がつく。

昨日の最高のレイアウトによってこの扉の外には富士山が広がっているはず。新学期の教室の扉を開けるかのような高揚感でいざテントのチャックを開ける。

曇りかいっっ!!!

だが微かに富士山の山肌は見える。雲で隠れてたのは頭だけだ。なんだ帽子かぶってただけか。この恥ずかしがり屋さんめっ!

モンベルの最強寝袋にサーマレストの最強銀マットを組み合わせることによって例えテントがAmazonの3000円激安テントだろうと快眠できるのである。足は相変わらず暑くて汗ばむくらいだ。

だがやはりふもとっぱらの朝は寒い。

早速バーナーでお湯を沸かし寝ぼけた身体にポカポカのコーヒーを流し込む。覚醒!!

そのまま焚き火の準備だ。前日のうちに用意しておいた火付け用の薪と最強着火剤ファイアライターズ(マッチ型の着火剤。火起こしと着火剤が一体化した優れもの。)を使用して豪快に焚き火。

あ〜、あったまるぅぅぅ!

身体が芯からあったまったところで朝食作り。持参したシリアルとバナナシェイクでバナナシリアル。調理時間30秒。美味い!。だが少し甘すぎる。付き合いたてのカップルくらい甘い。

塩気が欲しくなったので昨日のあまりのガーリックオイルにウインナーを入れて完成。こちらも調理時間30秒(オイルを温める時間を除く)。朝飯なんてこれくらい軽い方がソロキャンにはちょうどいい。

コンビニで買ってあった明太コッペパンを焚き火でワイルドに焼きオイルと合わせる。

最高のコンビネーションだ。ダウンタウンかってくらい息が合う。

焼きながら古着屋で1000円で買ったジャケットに穴が空いてることに気がつく、、、ショック。

焚き火をする時はお気にのジャケットは避けた方がいい。まあ1000円だし勘弁してやろう。次会う時は覚えておけよ焚き火野郎め。

腹も満たされ食後にまたまたコーヒーを入れる。この至福のひとときをきっと幸せと呼ぶのだろうな。

しかし、そんなひとときもつかの間。ぽつりぽつりと雨が降ってくる。飛びすぎて宇宙に行ってた俺の心は現実に引き戻された。

爆速で片付けを終わらせ、荷造り。

最後に残った薪達で豪快な大優勝焚き火をかまして俺のソロキャンプは幕を閉じた。

あとはこの雨の中凍えて帰るだけだ。頑張ろう。

何もかもが上手くいく旅なんてもんは存在しない。普段と違うことをするのだから不足のことが起こって当然。忘れ物をしようが、雨が降ろうが、バイクが動かなかろうが、ソロキャンしてる男の前で野郎3人組のグルキャンが始まろうが、ソロキャンかましてるなか友達から激アツな飲みの誘いが来ようが、行きより帰りの方が荷物がかさばってようが関係ねえ。それが旅の醍醐味ってやつだろう?

これだからやめらんねえんだよ旅ってやつは。

浸るのはここまでにして雨の中原付を走らせるとしようかな。

読んでくれてありがとう。大優勝ふもとっぱらソロキャンプこれにて終了!!

また次回の記事も読んでくださいな。

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